エラスチン事業について
ピーエムティーは企動力Ⓡとオープンイノベーションを掲げる企業です。
半導体装置の商社として設立以来、部品加工をはじめ様々な装置の設計・製造など、大学や研究機関との産学連携や、他企業との技術交流、情報交換を積極的に行い、モノづくりを通して社会と共に成長して参りました。

2014年8月よりピーエムティー ライフ&ヘルスケアGは、株式会社バイタルリソース応用研究所と共同でエラスチンの開発・販売に携わっています。
装置設計・組み立て事業の中で培ったノウハウを生かし、より効率よく、品質の高いエラスチンの製造を実現し、さらなる普及を目指して。
製造プロセス開発は完了し、市場投入へと加速させていきます。
健康食品と精密機械、一見すると全く無縁な業界にも、私たちの技術は活かされているのです。

エラスチンの製造に使用する反応釜
事業の取組体制
株式会社ピーエムティー × 株式会社バイタルリソース応用研究所

株式会社バイタルリソース応用研究所
ピュアエラスチンの発明者:岡元孝二(Kouji Okamoto)博士

岡元孝二博士は、40数年前にアメリカのアラバマ大学でエラスチン研究を始めました。
当時はエラスチンの知名度が低かったものの、特殊な性質を持ったんぱく質であるエラスチンに大きな可能性を感じて研究を始めました。岡元孝二博土はアメリカで3年、日本に戻ってから現在まで継続して、エラスチンについて基礎分野から皮膚や血管の再生といった医療現場で使用される最先端の分野まで広く研究を行っています。
岡元博士のエラスチンに対する尽きることのない探究心によって、体の老化現象に対して効果のある純度の高いエラスチンの精製方法が確立され、効果を実感できる食品素材として開発されたのがもピュアエラスチンです。
美容やエイジングケアを始めとする様々な分野で大きな可能性を秘めた成分として、世界最先端の研究が行われ、国際的な注目を浴びています。
1974年~1978年
米国アラバマ大学医学部 助手
- エラスチンの弾性機能と機構及び弾性発現構造の解明
- エラスチンの自己集合(コアセルベーション)機構の解明
- 人工エラスチンの製造方法の確立
- エラスチンを用いた人工血管用素材の開発
1978年~1987年
久留米大学医学部 講師
- 動脈硬化におけるエラスチンの役割
- エラスチン分解酵素のエラスターゼによる動脈硬化の抑制作用
1987年~2010年
九州工業大学情報工学部 教授
九州工業大学大学院情報工学研究院 教授
- ヒト大動脈・ブタ大動脈・ウシ大動脈・ウシ項靭帯・カツオ動脈球からのエラスチン単離・精製方法の確立
- プタ大動脈からの高純度水溶性エラスチンの製造方法の確立
- 動脈硬化症や動脈瘤等における病態解析
- エラスチンによる細胞遊走作用及び墳瑶胞内情報伝達機構の解明
- エラスチンによる血小板凝集阻害作用の解明
- エラスチンのナノ粒子作製及び薬物徐放システムヘの応用
- エラスチン及びコラーゲンの混合ゲルの作製と人工血管用素材への応用
- エラスチンのコアセルベーション特性を利用した細胞シート作製とその応用
- 肌質改善を目的としたエラスチンの機能性食品への応用
2010年~現在
株式会社バイタルリソース応用研究所 代表取締役
- ブタ大動脈からの高純度及び高収率エラスチンの新規製造方法の確立
- エラスチンの酵素処理分解物中の細胞増殖促進作用をもつ活性物質の探索
- エラスチン配合の新規機能性食品の開発
岡元博士は、2009年に設立したエラスチンの専門メーカー兼研究機関の株式会社バイタルリソース応用研究所の所長として、エラスチン の製法と機能性の両者についてさらなる研究を進めております。
株式会社ピーエムティー は2014年より製法・機能性の両者において共同研究を行っております。
エラスチンとは

エラスチンは全身の様々な組織に分布し、コラーゲンとともに組織を支えている線維性タンパク質です。
同じ線維性タンパク質としてコラーゲンのことは良く知られていますが、それぞれ役割が異なります。
エラスチン事業について

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